医師は責任ある尊い仕事です
私たちが病気になったり怪我などをしてしまった時、お世話になるのが医師、看護師です。
医師という資格は非常に尊い仕事、また人の命を預かる責任ある仕事です。
私たちはよく理解できていないのですが、臨床医と研究医がいます。
臨床医というのは、病院や診療所などで勤務する医師で、私たちがよく係る、お世話になる医師です。
風邪にしても大きな病気にしても医師に診察を受けて、病名を知る事が出来ますし、治療してもらう事が出来ます。
大きな病院なら最先端の治療をしてくれますし、身近なクリニックなどの医師は、家族全員の健康状態を把握してくれることもあり、常にお世話になる存在です。
臨床医とは別に研究医は、研究者としての仕事を行います。
これほど医学が発達した世の中でも、治療法が確立されていない病気もありますし、治療できない病気もあります。
研究医は、こうした病気の解明、また治療方法を探り、研究を行う専門医です。
実験などを行ってデータを収集し論文を書き、治療に関して優れたデータ出た場合、学会誌、学術誌などに投稿するなどして、実績をあげていきます。
人類の未来を支えるために必要な作業で、研究医は、この先の医療を背負っている存在ともいえるのです。
医師の勤務先
医師の勤務先を見てみるとほとんどは病院で、その他、クリニック・診療所など、また最近は、介護老人施設などの業務も多くなっています。
20代から40代くらいの意思は、病院、医療機関、大学付属病院等が多く、年齢が上がっていくとクリニックなどを開業される方が多くなります。
医師は時代が変わっても必要不可欠な存在です。
医療機関で働く医師が少なくなっていること、また病床の数などが確保できないなどの病院の問題は、私たちの生活に直結するものとなるので、この先、医師を志す方がより多くなってくれないと困るのです。
介護分野でも人員確保が必要となる医師です。
この先、さらに需要が高くなっていくことは容易に予測できます。
医師になるためには
人の命を左右する治療を行う医師です。
専門的知識、技術共に持つことが必須ですし、持っていなければ困ります。
医師免許の取得のためには、大学の医学部や医科大学などで学び、医師国家試験に合格する事が必要です。
医学部に合格する事が大変で、難易度が高く狭き門となりますが、医師は一生勉強が必要な資格となります。
しっかりと医師としての基礎を学び、医師となってからも臨床研修を積み、知識と技術、さらに思いやりを持った医師に成長していけるよう、日々精進しなければなりません。
ただし、大学によって医師になる難易度は異なります。都内の医学部は偏差値が高く、難問校ばかりですが、地方の医学部は比較的偏差値が低い傾向にあり、さらに旧帝大かそれ以外かによっても難易度が異なります。
将来都内の医師として働きたいなら東京の大学に行くべきですが、地元や地方で就職する予定の場合は、地方の大学も視野に入れるといいでしょう。
私の知人は実家の病院を継ぐために、広島の医学部に進学して寮住まいをしていました。医学部の学費が高いので、格安の寮が非常に助かったとのことでした。
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確かに地方の家賃は都内よりも安い傾向にあり、学生寮はそれよりさらに安くなります。土地も余っているので部屋が広く、都内よりも快適に過ごせることを考えると、あえて地方に進学するのは一つの選択です。
医師のお給料は案外低い?
医師も、勤務医となって経験と実績を積んでいけば、1000万クラスの年収を得る方が多くなります。
研修期間中は、サラリーマンの年収位で、400万円くらいです。
どこで働くかによって医師のお給料はかなり違いますし、開業医となって人気の施設となれば、かなりの報酬を得ている方も少なくありません。
しかし、設備投資なども必要ですし、経営が軌道に乗るまではかなり苦労される医師も少なくないようです。